長く考えた末、インターネット等は守る伝える事ではなく、
今の時代、半端に知識を与え、逆に伝統文化を荒らし壊してしまう事に繋がると思いました。
学んだ事、知った事、まだ学ぶ事、それを守り伝える事に重点をおき、更に技術を磨く事に専念します。
現場作業の方、様々な業界の人々も、
職人であればあるほど、俺は俺はと新しい波に飲まれ、便利な物が出てきて、生きにくい時代だと思います。
しかし、時代が変わっても伝統や歴史は変えれません。
伝統に限っては、向上はあっても進化や変化は無い。
それが伝統です。
伝統ではなくなると思う為、総手彫り以外はしません。
先人達の知恵や技術の上にしか便利な物は出てきません。
しかし便利な物は、本当に危険と隣り合わせです。
急激に文化が進み過ぎ、使う側の知識がついてこれない時代でもあると思います。
インターネットに至り、
様々な物、便利な物を扱うには、それを見抜く基礎知識、
専門的知識が必要だと常に感じてました。
それが伝統まで荒らしています。
便利な物が悪いと思いません。正しく使い、正しい知識があれば良い武器だと思います。
しかし、知識を間違って使っていれば、あまりにも危険な武器だと思います。
我慢に耐え、繋いでくれた人達、残して頂いた伝統へ失礼の無いように尽くしたい。
間違った情報等が多く、何が真実なのか迷う時代だからこそ、
学んだ伝統文化を、此れからも知る伝統文化を、変える事、変わる事なく後生に残しておいてあげたい。
彫る側も、彫られる側も後悔の無いよう真剣勝負。
時代遅れと笑われようが、己の道を真っ直ぐに進んで行く。
応援して頂ける方、
彫る彫らないにこだわらず、伝統文化に興味があれば、来てください。
(思想の違う方には教えません)